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【スペイン巡礼20日目】17km何もないガチメセタ突入! カリオンデロスコンデス⇒テラディリョス デ ロス テンプラリオス

投稿日:2018-12-17 更新日:

Carrion de los Condes(カリオン・デ・ロス・コンデス)⇒Terradillos de los Templarios(テラディリョス・デ・ロス・テンプラリオス) 26km

今日はついにガチ中のガチのメセタを歩く日…

17kmメセタ(砂漠ゾーン)で、何もないらしい…!!

ビビってあまり寝られなかった…

暑さも怖いのでいつもより早めの6:15発。

まだ暗い。

仏人家族パトリック達に水を沢山持って行くんだよ!!って言われたので、いつもザックのサイドに500mlのペットボトル×2本を入れて行くんだけど、今日は+500mlで計1.5lの水を持って行ったんだけど…

クソ重すぎた(;゚Д゚)

正直いつもの計1Lで良かったわ…

道はずっとこんな道。

それが17km続くんだけど…

えっ、17kmメセタで何もないって聞いてたけど…

キッチンカーおるんかーーーい!!!!!('◇')つ

なんだよ、ビビリ損かよw

まぁいつも居るとは限らないし、備えあれば憂いなしだよな、うん(;´・ω・)

この辺でメセタ終了。

流石に体調を崩してから4日目、これ以上アクエリアスだけでは身体が持たないというかどうなってしまうんだ、と不安になったので、りんご・クッキー1枚・ミニクロワッサンを本日歩いた26kmの間にちびちび食べてみた。

お腹はまだ少し痛くなる時はあるけど、快方に向かってると思う…!!

 

今日の目的地の1こ手前の街で仏人家族パトリック達に会って、宿の予約をしてないと言ったら、予約してくれた…!!

ありがたや_(_^_)_

明日で終わりだからって、マドレーヌとか色々もらった…!!

ありがたや_(_^_)_

彼らと歩けるのももう終わりだなんて寂しい

Yさん、倒れる…?!

予約してもらったアルベルゲは私営で女子4人部屋!女子部屋とかたまにしかないから嬉しい!しかも少人数!

14時について、テラスでゆっくり日記を書いていたら…

急にアルベルゲのスタッフさんが来て「ユア フレンド!ユア フレンド!」

って言うから何かと思ってスタッフさんに付いていったら…

Yさんが倒れてるー/(^o^)\

スタッフさん達大慌てで、「救急車呼ぼう、救急車呼ぼう」って言ってるんだけど、

意識があったので聞いてみたら、肉刺つぶそうとしたけど、針見て貧血起こしちゃったらしいwww

びっくりしたー\(^o^)/

実は私も針とか血を見るだけでたまに倒れる人間なのでめちゃくちゃ気持ちは分かる。

いやあ、もうね、疲れが出たんだよ…!!!流石に20日も歩けば!!!!

 

兎に角スタッフらに「貧血だから寝てれば大丈夫」って伝えたいけど、スペイン語で何て言うか分からない

けど早急に伝えなきゃ…どうしよう…

フランス語辞典アプリはスマホに入れてる、フランス語とスペイン語ってほぼ共通の単語もあるから、いちかばちかだ!!

ええい!!フランス語見せたれ!!!!

って「貧血」を「フランス語」辞書で引いて見せると…

『シーシー!!』

 

えええ、通じたーーーーwwwwwww

フランス語つええええwwwwwwww

 

少し休めばOKもなんとか通じて一安心。

けど、Yさんまだ動けない。手とかが痺れてるらしい(´;ω;`)

それを何とか必死で伝えたら、スタッフのおばさんめちゃくちゃ優しくて、ずっとYさんの手を握ってマッサージしてあげてるの。

その光景があまりにも慈悲深いと言うのか、マリア様みたいな人だなって思ってたら、Yさんが「マリア様みたい」って思ってた事言うから、やっぱそう見えるよね?!って何かもう泣けてきた…

私の語彙力では上手く伝えられないけど、人の無償の愛っていうものを目の前で見せつけられたと言うか、こんな人世の中にいるんだなぁって感動して私が泣いてしまったw(部外者www)

 

名前が世間に知られてなくても、世界の色んなものを見たわけでなくても、本当に「素晴らしい人」って言うのは沢山世の中の何処かに存在しているんだろうなぁ。

ただ、私はそんな本当に素晴らしい人達を知らないだけなんだろうなぁ。って凄い思い知らされた。

正直、貧血で友達が倒れたら、宿のおばちゃんが優しくしてくれたってだけの話なんだけど、

私にとっては物凄く感動した出来事だったし、色々と考える良い機会になった出会いでした。

Yさんの具合も良くなって、夜はメヌー。

久々のメヌー。というか、ここはメヌーしかない!

胃に負担をかけないようレンズ豆の煮もの、魚のフライ、リンゴをチョイス。

10€にしては高いけど、胃には優しくて良い感じ。

ただ、大好きな付け合わせのポテトが食べられなくて泣く…

パタタ…食べたい…こんなに目の前にあるのに…(´;ω;`)ウゥゥ

ってガチで言ってたらYさんにくそ笑われたwwww

身体の負担や不安

本当に体調が悪くてご飯食べられてないのに皆と同じだけ歩いてきてるから、凄い不安があったんですよね。

ただでさえ、喘息もちだし、身体があまり強くないし、皆より小柄だし色々劣る点が多くて、このまま最後まで歩けるのか凄く不安になった。

小さいとき、入院して見上げた空とか、喘息の発作が起こってめちゃくちゃ苦しいのに分かってもらえなくて対処してもらえなかった事とか、普段思い出さないことをぽーんと思い出したりして。

そんな時に急に思い出した歌が松山千春さんの「大空と大地の中で」でした。急にド歌謡曲www

母が好きでよく聞いてたんでよく覚えてたんですが、歌詞が今の私にピッタリで励まされました。

 

「生きることが つらいとか 苦しいだとか いう前に

野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ」

 

めっちゃカミーノにぴったりソング!!!

自分の身体とは一生付き合っていかなきゃいけないから、上手くコントロールできるようにしなきゃな。

そして力の限り生きてやるしかないなぁ( ;∀;)

とりあえず、ポテトとパンを思いっきり食べられるようになればなんとかなると思う。足も気を付けよう。

( ↑リアルにこの文章でこの日の日記は締めくくられていたという結局のいい加減さw )

 

本日歩いた距離&家計簿

歩いた距離:

カリオンデロスコンデス(6:15発)⇒テラディリョス・デ・ロス・テンプラリオス(14:00着)

計26km

残り383.7km

メヌー 10.00
アルベルゲ  9.00
洗濯 2.00
合計 21.00

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  • この記事を書いた人

ねーぬ

英語も仏語も何も出来ないのに勢いでフランス一人旅⇒その後1年フランスワーホリ⇒2018年再度フランス旅行へ。フランス各地28都市程旅行しました。その他スペインのサンティアゴ巡礼フランス人の道完歩。とにかくフランスが好きな人。

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